「大本山永平寺 デジタル伽藍展」開催
このたび、大本山永平寺と清水建設は、レーザースキャナーを用いた「三次元点群測量」を国指定文化財である伽藍19棟に行い、各伽藍の精緻な情報をデジタル化して取得し、サイバー空間内に現実世界と対になるふたご(ツイン)を構築する「デジタルツイン」を制作いたしました。
この「デジタルツイン」は、文化財建造物等を後世に正確に残していくうえで有効な技術であり、永平寺の国指定文化財を含む伽藍建築の素晴らしさや、現在のデジタル調査の内容をより深く、皆さまに知っていただけるのではないかと思い、展覧会を企画させていただきました。
展示をご覧になったあとは、実際に境内の各伽藍や精巧に彫刻された欄間等を注意深く観ていただき、精度の高さを実感していただければ幸いです。
大本山永平寺・清水建設