永平寺二祖懐奘禅師七百五十回大遠忌局報(一)
令和6年7月1日

 令和6年4月1日、大遠忌局が発足。
 以降、大遠忌事業について審議・検討を重ねております。



□正式名称について

 正式名称は 「永平寺二祖懐奘禅師七百五十回大遠忌」 です。
この度は、「孤雲」が字(あざな)や道号ではないとの学術的見解をとりました。
また、広く一般信徒への教化を考え、国師号も使わず、「二祖懐奘禅師」としました。



□テーマとスローガンについて

テ ー マ:「光明 ~二祖の示された内なる輝き~」
スローガン:「照らし合い 支え合い 今此処(ここ)で輝く 生命(いのち)の光」

道元禅師の示された法が受け継がれ、歴々の祖師方へ燈々と継承されていく、
その輝きを『正法眼蔵』「光明」巻より光明という御言葉を戴き、表しました。
 また、今大遠忌で拠り所とする典籍は『正法眼蔵随聞記』です。
理由として、
・道元禅師の法を学び、行じられた懐奘禅師の御姿が最も表れている典籍であり、
・既に懐奘禅師の御著書として世界的に通用していることが挙げられます。

今大遠忌は、先に記したテーマとスローガンを軸に据え、諸事業を、特に不老閣猊下のご指示により文化事業を中心に進めて参ります。どうぞよろしくお願いいたします。

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