「柏樹関」完成予想図
大本山永平寺は、「禅の里事業」の一つとして、現在、福井県、永平寺町と協力・連携して「永平寺門前の再構築プロジェクト」を推進しております。
このプロジェクトの一環として、永平寺門前に、宿泊施設「柏樹関(はくじゅかん)」を建設しております。この施設は、完成後、藤田観光株式会社が運営し、2019年秋に開業の予定です。昨年11月21日に、その地鎮式がとりおこなわれました。
地鎮式の様子
宿泊施設の名称である柏樹関の「関」には、「とざす、扉にかんぬきを通してしめる」といった意味と同時に、「物と物との繋ぎのしくみ。かかわる、物を繋ぐように関係する、両側を貫いて中継ぎをする」等々の意味があります。
柏樹関は禅の道場永平寺と一般社会との中間地帯に位置し、永平寺への導入路でありながらも、新たな布教教化の場となることを目指しております。
施設内容は、永平寺の敷地内から切り出した「永平寺杉」を使用し、全18室の和洋室、男女別の大浴場を備え、レストランでは永平寺が監修する精進料理も提供する予定です。また、永平寺での坐禅や写経などの体験、祠堂殿でのご供養などが無理なくできるようになっております。
どうぞこの機会に永平寺とご縁を結んでいただければと思います。