永平寺門前に整備する永平寺町観光案内所の地鎮式が、平成三十年三月六日にとりおこなわれました。
河合永平寺町長はじめ町議会議長、観光協会関係者ら二十五名が参列し、武内本山副監院が導師をつとめ、工事の安全が祈願されました。
地鎮式の様子
観光案内所は、福井県と永平寺町、本山が連携して進めている「永平寺門前再構築プロジェクト」の一つで、永平寺町においては初の案内施設となります。施設では、「禅」を国内外に発信していくほか、町内や近隣自治体の観光スポットの紹介をしていく予定となっております。場所は、来秋完成予定の宿泊施設「柏樹関」の近く、完成予定日は大灯籠流しが行われる八月二十五日。
造りは、県産の材杉を使用した木造平屋建て、棟飾りがある方形造の屋根のほか、外観はしっくいの壁で統一し、門前の雰囲気になじむものとなっております。
敷地面積:二百十七平方メートル
延べ床面積:八十四平方メートル
内部イメージ
外観イメージ
二月初旬からの豪雪の影響で、宿泊施設の工事に三週間ほど遅れが生じましたが、除雪作業も終わり、現在は工事がはじまっております。
永平寺川の護岸の様子
敷き詰められていく石畳